看板は、そこに店があることを、店の前を通る人たちに知らせるだけで、集客の効果があります。
フェイスブックも、それに似ています。
検索エンジンに、キーワードを入れてもらって、上位表示してクリックしてもらうのは、目的が明確である人を集めるためです。その場合は、情報量が多いホームページが有力になります。
看板以上に、強力な集客能力があります。
しかし、フェイスブックは、偶然友達がアップした記事や、いいね!を押したフェイスブックページの記事から、自分が潜在的に行きたかった店があるとか、商品が紹介されれるなどして、初めてその商品のことを知り、そしてさらに深い情報を知りたい、ということで公式情報を見に来る、というのが流れです。
つまり、たまたま見ていた人がその店や商品のことを、友達の記事から知る、ということなのです。
とすると、まだ商品を買おうともしていないし、知ってもいないけれども、実はその商品に興味があることすら気づいていないけれども、知ったらほしくなるという相手に読んでもらうことを想定しないといけないのです。
これを、潜在顧客といいます。
ところが、そういう人が興味を持つ記事というのは、実はその商品をすでに使っている人が読んで、喜ぶ記事だったりします。
プラモデルに興味がある人が、あるメーカーのフェイスブックページの記事にプラモデルの新製品情報が載っていたり、作り方の詳細でわかりやすい情報があることを知ったりすると、いいね!をきっと押すでしょう!
つまり、フェイスブックページは、すでに購入して、自社の顧客となっている日と向けに記事を書くことで、まだ来ていない、将来来るかもしれない人たちが、誘引されるということなのです。
自社のファンをまず、想定してみましょう。年齢、性別、学歴、生活、趣味、部屋の広さ、載っている車、仕事など。一人のファン顧客を想定して、まず定義し、その人が喜ぶ記事を考えてみてください。
ファン顧客を喜ばせる記事に、潜在顧客は寄ってくるのです。
よってきた人を喜ばせて、注文に導く技は、貴社の今のフェイスブックページのコンテンツに、大いに感化されるのです。
顧客がじわじわ来るご商売を作っていただくこと。非常に重要なサプライヤーとして、今後も大事な仕事であると、僕は思っています。