Point1.明確な目標設定
「ホームページを作る目的は何ですか?」
これは弊社が、毎回お客様へ質問をする項目です。
10年以上前までは、今ほどウェブ上の競争は激しくなく、ホームページを作るだけで、集客や問い合わせアップを実現できたこともありました。しかし、現在は様々な業界において同業他社のホームページが乱立し、競争がより激しくなっているため、ただ作るだけでは効果が現れない時代になっています。
そこで、反応の取れる効果的なホームページを作るには、「目的」と「目標」を明確にすることがとても重要です。
例えば、「新規見込み客獲得」が目的であれば、これを実現するためには、「何の問い合わせを」「◯件/月間・年間」「いつまでに」達成するかを「目標」として設定していきます。
次に、目標を達成するために製品やサービスの認知度を上げる施策や、ページ構成などの検討へと、順番に落とし込んでいきます。
このように、「目的」や「目標」をお客様と共有してから制作を進めるで、一見遠回りのようですが、この部分がとても重要になります。
Point2.アクセス状況の把握
「どんな人がホームページを見に来ているか知っていますか?」
例えば実店舗の場合、お客様が手に取った商品や、店内の動き方などを観察することで、商品の陳列方法や、ポップの置き方など改善点が見つかるヒントになります。
ウェブにも同じことが言えます。
アクセス解析を導入しておくことで、
- どこから来たのか
- 何を最初に見たのか
- 次に何を見たのか
- 何分滞在したのか
- スマートフォンからのアクセスなのか
- お問い合わせ、購入に繋がったのか
など、傾向をつかむことができ、改善に活かすための情報源となります。
Point3.現状を踏まえた改善
「見てほしい人にホームページを見てもらえていますか?」
アクセス状況を知ることで、今のホームページの良い点、悪い点が見えてきます。
「サービス紹介ページ」はよく見られているけれど、滞在時間が短い場合、サービス自体に興味は持っているが、欲しい情報ではない、もしくは情報が十分ではないため、ホームページを去られてしまったと推測されます。
それならば、現状のページにおいて、「求められている情報は何か?」を見直し、情報の充実を図ることで、アクセス状況に変化が出てくることがあります。
その改善により、結果が良くなるか悪くなるかは実際にやってみないとわかりませんが、その変化を把握することで、次の改善ステップへ進めることができるようになります。
この繰り返しが、ユーザーの満足度を高めることへ繋がります。
Point4.日々の情報更新
「ホームページを放置していませんか?」公開した時が「スタート」です!
ホームページは公開することがゴールではありません。
よくあるのが、せっかく素晴らしいサービスや商品を提供している会社なのに、
最新情報が数年前の日付で「ホームページを開設しました」のままになっているホームページです。
この状態では、はじめて訪問したユーザーにしてみれば、活気が感じられないのではないでしょうか。
また、この会社と取引をしても大丈夫だろうか?と不安になりホームページを去られてしまう可能性が高まります。
ホームページのデザインも大切ですが、お客様が求めているのは、役立つ情報があるかどうかです。
ホームページ上の最新業界情報を見て、自分が抱えている課題が解決されるようなことがあれば、感謝されて信頼感を高めることができるでしょう。
また、あらたに取引を検討しているユーザーに対して、社内の取り組みや活動状況をスタッフブログを使って見せることで、この会社は「親切に対応してくれそうだ」「専門分野に明るいぞ」と印象を持たせることもできるでしょう。
情報を更新することで、自然とページが増えていきます。
これにより、GoogleやYahoo!などの検索結果にヒットしやすくなり、アクセスアップに繋がります。