先週と今週、行橋に2回行ってきました。
NHKの大河ドラマで軍師勘兵衛があってま
す。今、天下統一に向かう面白いところに
差し掛かっていて、毎週楽しみに見ています。
7月終わりと8月初頭の2回、セミナー講師
として訪れた行橋商工会議所の向かいにある
「コスメイト」で、官兵衛展があっているの
をたまたま見つけまして、すこし早めに行っ
てみてきました。
楽しみに勇んで行ったら、なんと「休館日」
（笑）。もちろんがっかりなどせず、即座に
Facebookのネタにしました（笑）。
2回目の月曜日はちゃんと開いてて、見れま
した。
無料だしそれほどの規模はないのですが、
日本史はいつも赤点ギリギリだったうえに、
高校時代からしか福岡に住んでおらず、郷土
史の授業を全く受けていないため、知らない
ことばかりで大変勉強になりました。
官兵衛が秀吉の命を受けて、当時暴れてい
た島津を抑えるために九州に入り、小倉城な
どを攻め落としあと、居城したのが、行橋市
の南部にある馬ヶ岳城。秀吉も20万の軍を従
えて、2泊したそうです。
旧征伐の功により、京都郡、仲津郡、築城
郡など豊前国の6郡12万石を秀吉より与えられ、
官兵衛が城主だったのは中津に移るまでの半
年程度の間ですが、筑前福岡に移るまでの13
年間もの間、豊前を統治していました。
福岡城は官兵衛が隠居してからこの世を去
るまでの数年間だけ、名前も「黒田如水」と
変えてから住んだところ。この豊前では、ま
さに官兵衛が現役の軍師として活躍し、かつ
藩主だったわけですから、当然ながら 福岡
よりもずっとずっと、官兵衛のの存在感はあ
るわけです。
展示物で一番の圧巻は、今年の4月、地元の
高校1年生が作った、馬ヶ岳城の手作りのジオ
ラマ。官兵衛店の開催に合わせ、残っていた測
量図をもとに、何度も資料館に通って作り上
げた力作。朝日新聞の地域版の記事が展示さ
れていました。
官兵衛の豊前での活躍ぶりを肌で感じるには、
地元にいくのが一番のようですね。
お盆には、中津にも行ってみたいな．．．
と思いました。
（125号メルマガより）
