11月もはや下旬となり、今年はあと1ヶ月あまりとなってしまいました。
本当に、1年が経つのは早いものです。
先日ひさしぶりに新幹線に乗り、大阪に出張に行ってまいりました。
博多を夜8時ごろ出る新幹線のぞみ号です。
大体出張といえば、行きは朝早い便に乗るのが相場なのですが、今回は朝が早くて前泊のため行きが夜。で、夜といえばやはり食事とお酒ということで、ビールと弁当を買って乗車しました。
500mlのビールは一本しか買わなかったのですが、やはり足りません。二本目を買いましたが、移動の途中というのはやることは雑誌を読むくらいしかないので、じゃんじゃん飲みが進みます。
とうとう2本目も飲み終わり、さあ次はということで機内販売さんが来た時に「芋焼酎」はあるか聞くと、なんと、ちゃんとあるではありませんか。
名前が「さくらの風」。値段は400円だったかな。高いのはしかたがないのですが、これがなかなか美味しかった。
すでに割ってあって、アルコールは12度。しかも、よい塩梅に冷えてます。
缶の上部には外すとコップになるプラスチックの蓋がついていて、この侘びしさがいかにも「鉄路の旅」の雰囲気を高めてくれます。
フィルムを外して栓を回して蓋を開け、添付のミニコップに注ぎ、左手で持って口元へ。
おお、一口含むと、優しい味わいが、ほっぺたの内側いっぱいに広がります。
桜の匂いはしないけど、桜の花びらのように、春の風が喉を通り抜けたような感覚…。えも言われぬ心地よさです…。
で、おみやげにもう一本買ってきたので、昨日の夜湯煎につけて、芋お湯割りと洒落こみました。
わびしいコップにとくとくとくと注ぎ、左手で持って口元へ・・・。
ん、確かに旨い、のだけど、のぞみの中で飲んだ時の感動がない・・・。
やはり、旅の美味しさは、新幹線で移動中というシチュエーションで、夢を見るのが大事なのですね~。
来週は師走突入直前週です(@_@;)。
では、頑張ってまいりましょう~