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(田上)がみポンのざくざく儲かるホームページの作り方。はい、皆さんこんにちは、がみポンことウェブ解析士の株式会社ワイコムパブリッシングシステムズの代表を務めております田上と申します。今日もよろしくお願いします。
(山口)よろしくお願いします。インタビュアーの山口智子です。
さてがみポン。これまで3回にわたって、信頼関係を、ホームjページを見に来てくださったお客様とどう築くかというところで具体的に教えていただきましたが、今日はさらに具体例はどんなことでしょうか?はい。
これはですね、ほとんど事例がないんですけど、採用サイトなんかではよく行われてるんですけど、社員座談会です。今日は紹介したいと思います。
(山口)いいですね。社員座談会私見るの好きです、そういうページ。
(田上)滅多にやってる会社じゃないんですよ。
(山口)はあ。
(田上)滅多にやってないっていうことは、やるとインパクトがあってね、
(山口)滅多にないんですね。
(田上)以前見たことあるのは、ゲームソフトのね、どこだったか任天堂だったか、何だったかな。割とユーザーさんがコアな人たちがたくさんいる、確か任天堂か何かだったと思いますけど。そこで技術者が、あーだこーだ言ってるわけですよ。あのシリーズのどうだこうだとか、もうこの部品はどうだこうだとかね、言ってるわけですよ。技術者同士で
(山口)はい。
(田上)そうだよねとか、あれも苦労したんだよねとかって。だいぶ前なんで、記憶からちょっと飛んでますけど、その社員同士が話してる内容って、ユーザーからしたらすごい興味深いですよね。その時、僕はユーザーじゃないんですけど、でもファンだったらこれ聞いたら、すごく嬉しいよねっていうのはわかるわけですよ。
(山口)うん。
(田上)同じ商品を使ってて、その中で使われている部品に関して、これを選ぶのにこんな苦労したんだとか、こういうふうにして探したんだとかね、裏話が聞けるとすごく楽しいですよね。
(山口)うん、楽しいですね。
(田上)それを中小企業もやるべきだっていうことなんですね。
(山口)はい。これいいですね。
(田上)うちのお客さんも、そんなに事例はないんですけどやっぱどうしても予算の関係があってですね。なかなかこの部分がどうしても後回しになっちゃうんですけど、もし予算があるんだったら、もうぜひおすすめですね。そんなにお金も掛からないですね。
(山口)これってやるとしたら、どんなふうに作っていくんですか。
(田上)営業担当者さんと、製造の現場の方、工場だったら大体工場長がいらっしゃって、設計者さんですね。
うん。
あと組立した人とか、溶接した人とか。それぞれ担当する方がいらっしゃると思うんですけどそこで、若手とか経験者とかですね、いろいろ混ぜるといいですね。全部白髪の方ばっかりだとね、ちょっと見る方も、萎えちゃうので、若い人もいるし、ベテランもいるっていうね、うまく混ぜるといいですね。
(山口)そっかそっか人選もね大切ですもんね。
(田上)話すことは、何を仕事に対して考えてやってるかと、どんなことを大事にしているかと。大事にするものっていうテーマがいいんじゃないかなとかね。
(山口)これいいですね。なかなか社員さん同士で、そういう話ってすること少ないでしょうから、その座談会の中でも皆さんいろんな発見ありそうだし、また交流が社員同士も深まりそうなイメージがあります。
(田上)おっしゃる通りですね。自分が何を大事にしてるかって話は、社員同士では普通しませんからね。
(山口)そうですよね。普段ランチ食べながら「君は何を大切にしてるんだ」とか聞かないですよね。
(田上)愚痴はあってもね。あの部長でこんな無理なこと言われたとか、ういうのがあってもね。
(山口)だからいい機会ですね、そういうテーマでっていうのは。
(田上)飲んだときに、何か出てくるかもしんないけどね。京セラっていう会社がありますよね。そこの創業者の稲盛和夫さんという方がいて、アメーバ経営というのを推奨してたわけです。創業期の頃、仕事が終わったら座談会やってたんですよ。
(山口)うん。
(田上)昔、酒瓶持ってきて、技術者同士で議論してたらしいんです。仕事とか職場で、喧々諤々意見を交わし合うっていうことは、すごく大事だっていうことですね。今そんな機会なかなかないですからね。
会社終わって、酒瓶持ってきて乾杯して、その後仕事に関して議論するなんて、それも勤務時間だって話になって、今はちょっと難しいですけど。それを「座談会」っていう形で、ホームページに載せるぞっていうことを理由にして、これ載せるから、うちのマーケティングにどうしても必要だからねって。社員が今大事にすることを載せることで、お客様獲得にちょっと力貸せというお題目でやるとね、嫌だっていう社員はあまりないと思うんですよね。これをきっかけにして聞き出すと、社員はこんなこと考えてたっていうことで、すごく大事なことが出てくるんじゃないかなと思いますね。
(山口)そうですね。それがホームページに載ったときに、見ている側はこういうことを考えてる社員さんがいるんだ、頼みたいなっていう気持ちが生まれますよね。
(田上)はい、ですね。例えば、検査をやってる人がね、ちょっとしゃべると。大事にしていることなんですかって聞いたときに、検査だからね、誰がやっても同じような結果が出ると普通の人は持ってるはずなんですけど。その人が、「いやこの検査はねこの結果が正確に出るために、この位置にしっかりおおかないとダメなんですよ。そのときにね、風が吹いたらちょっと飛んでっちゃったり、ずれたりするんで、風がこないようにこんな仕切りをおいてやってるんです、みたいな。工夫とかがいろいろ出てくるはずなんですよ。というエピソードが欲しいところですよね。いいとこですね。
(山口)うんうん。
(田上)お金かけて検査装置は買っているはずですよ。何億円もする機械持ってるかもしれない。でもそれを使う人は人じゃないですか。その人次第で結果が変わってくるんですよね、工業の世界ってね。その人が、どんな思いで、その検査結果を正しく出すためにやってるという工夫とか、思ってることとか、聞かないと出てこないので、それを出すと、ホームページのコンテンツとしてはすごく興味深いですね。
(山口)そうですね。はい。田上さんの会社でも、社員座談会のページを作るサポートというのもやっていらっしゃるんですか。
(田上)もちろんですね。はい。インタビューとかは僕の本業だし、社員にも、口酸っぱく言ってます。質問をしっかりやれと。質問がネタになるんだと。コンテンツなんだ、ということでやってますね。しっかりサポートさしていただいているわけで。実際、座談会の会場は、会社の会議とかって多いんですけど、実際こんな人でっていう話をしてね、インタビューアーを連れてって、録音して、文章を起こすところまで(こちらでやって)、確認をしていただくだけです、という感じでやってます。
(山口)はい。ぜひぜひ、いろんな会社の社員座談会見てみたいですね。うん。もし気になった方は、この番組の説明欄のところに、田上さんの会社のホームページのURLを掲載していますのでご覧ください。
(山口)ということで今日もがみポン、ありがとうございましたございました。また皆さん来週も聴いてください。
(田上)はい、私も楽しみにしています。