004.トップページは、ごちゃごちゃしていたほうが結果が出る - 高いウェブ集客力で企業を成功に導くホームページ制作会社|(株)ワイコム・パブリッシングシステムズ(福岡)

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田上(がみぽん)ブログ

PodCast がみポンのザクザク儲かるホームページの作り方

004.トップページは、ごちゃごちゃしていたほうが結果が出る

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トップページはシンプルにかっちょよく、というご要望を、サイト構築のご依頼主様からいただくことが多いのです。でも、実はシンプルなものにすると、劇的に成果が落ちてしまいます。それはどうしてでしょうか。それは、発注先を探している担当者が、短時間で多数のウェブサイトを閲覧して回っているときに、トップページに情報が少ないと、「あ、ここは情報が少ないので、見るべきものではないな」と感じて、即座に直帰してしまうからです。

がみポンのザクザク儲かるホームページの作り方!

(田上)(上級)ウェブ解析士のがみポンこと田上です。今日もよろしくします。

(山口)よろしくお願いします、ナビゲーターの山口智子です。

さあ、前回、ホームページになぜ問い合わせが来るのかというその秘密の部分をお話してくださいました。そしてその後半の方では、トップページ、ファーストビュー、これ3秒が命だよという話がありました。

気になるところで終わったので、今日はそのファーストビュー、トップページの部分ですね、ここを、がみポン教えてもらっていいですか。

(田上)はい。あとページの一番上にですね、ファーストビューということろがあって、そこの写真とかキーワード次第で、そのままどっか行ってしまうか、次のページに行くのかがわかれるといいましたですけども。

そのファーストビュートップどう作るかですね。

(田上)はい。お客様からご依頼やご要望をいただくのがですね、かっこいいサイトにしたい、いうことが十中八九ございます。ご要望として。

私の経験上ですねこのかっこいいページをお客様のおっしゃる通り作って、うまくいったためしがないんですね。どちらかというと、文字とか写真がごちゃごちゃ並んでる方がですね、成果が出るんですよ。

(山口)それはなぜなんですか。

(田上)これはですね、お客様の心理を突き詰めていくとわかると思うんですけども、ホームページを(ご依頼頂いて)作る会社ですね、かっこよく見せたいんですよ。かっこよく見せたいというお気持ちがどうしてもおありですし、私にもありますね。ブランディングをしないといけないとか、いい会社に見えるようにとか、いろいろ気持ちがあるので、かっこいいホームページっていうのは、お気持ちはわかるんですけど。

でも、そのホームページ(の会社が扱っている商品・サービス)を探してる人からすると、かっこいいホームページでは、情報量が少ないんですよね。

イラストがあって、背景は白で、文字は小さかったりとか、ちょこっとだったりとかして、デザイン的に優れてるページなんです。(ところが)情報を探してるんですよ、この調達担当者は。当社、僕が今探せる商品に関して情報を探しているという状態なので、シンプルなホームページでは、あれこれ俺が知りたいものがないって(感じられて)直帰しちゃうんですよ。

たとえ2ページ目以降にあったとしても、(1ページめだけで)もう「あ、ないな」と思って直帰されちゃうんです。これがかっこいいホームページを作るとうまくいかない理由ですね。

(山口)確かに。確かにちょっとかっこよくおしゃれに見せたい、みたいな心理が作る側に働きがちですが、見る方からすると情報が知りたくて来てるわけですね、特に法人セールスの場合。だとすると、トップページとしては、情報量ということもありましたが、もう少し具体的に役割としてはどういうふうなイメージをして作っていけばいいのですか。

(田上)トップページの役割はですね、「目次」なんです。

本には必ず目次がありますね。

少年ジャンプみたいな漫画雑誌買うと、一番最後に目次があるわけですよ。

(山口)はい。

(田上)それを見て、今からどれを読もうかなと思って、決めてそこのページにいくわけなんですけど。

電車乗って、中吊り広告があって、そこに下世話なネタがあって、ああこれ読みたいと思ったら、買うわけなんです。この週刊誌の中吊り広告の見出しだったり、あるいは少年ジャンプのタイトルだったり。この役割がトップページの役割なんですね。

つまり、見に来た人が、どのページを見に行こうかを決めてもらうための「索引」なんですよ。トップページの役割は、前回もちょっとお話したと思うんですけど、「本の目次と同じもの」というお話したんですけども、次の2ページ目をクリックさせるまでが仕事なんですよ。

(山口)うん、うん。

(田上)なので、トップページは滞在時間はできるだけ短い方がいいですね。だいたい我々解析士だと、もう1分以上あったら、それはちょっと改善しないといけない、というふうに言います。

(山口)そうなんですね。

(田上)迷っているっていうことなんですね、(滞在時間が)長いと。

(山口)なるほど。

(田上)できるだけ迷わせずに、その人が求めるページに、あちょっとクリックして2ページめで見ていただくと。これがいい。

(山口)ということは、情報量も大切っておっしゃってましたけど、もちろん文章とかの説明は入れるにせよ、あんまりごちゃごちゃしすぎちゃいけないですかね。目次としていかに次のページをクリックさせるかを考えながら文章を作って載せた方がいいってことなんですか。

(田上)その人が求めてる。だから、自社のホームページにいろんなお客さんが来ると思うんですけども、一番相談の多いものを、できるだけ上にボタンを置いておくといいです。

(山口)なるほど。

(田上)相談が多い商品については、上においておく。少ないものは下の方におく。このようにしたら直帰率は下がるし、(上のボタンは相談が)多いわけですから、そのお客さんが自分の知りたい情報にたどり着ける確率も上がるんですね。そういうふうにして、ボタンの配置をうまく考えることか、一つあります。

ボタンもですね、今はメガメニューと言って、マウスをかざすとシュッと出てきているのが主流になってますけど。

(山口)はい。

(田上)あのやり方をする以前はですね、とにかくその会社が持ってる解決策とか情報とか商品をですね、とにかく並べて、ボタンもたくさん並べて、見に来た見込み客の方に、どれにしようかなと選んでもらって、パチッと押してもらうと。

(山口)うん。

1クリックで、(お客様が求めている情報に)たどり着いていただくというようなことをよくやっていました。ワンクリックでそのお客様が求めている情報に辿り着いていただくというのが、このトップの役割です。考えておかないといけないことになります。

(山口)ほんとー、そうかー。だから、役割としては目次だし、次のページをクリックしてもらえるような配置だったり工夫が必要なわけですね。

(田上)だからどうしてもですね、ボタンが増えるんですよ。

(山口)うん。

(田上)カテゴリごとにまとめてすっきりさせたいんですけど、そうじゃなくて、お客さんは自分が見たい情報(のありか)がわかりやすい方がいいので、トップページに並んでて、「あこれだ」って、ポチって押せた方がいいですね。

(山口)そっかあ。

(田上)ちょっとごちゃごちゃなっていきがちです。

(山口)でもそこが大切なわけですね。

(田上)その方が成果が出やすい。

(山口)へえ、なるほど。最近、いろいろサイトを見ていると、かっこよく見せているのもあったり、あと動画をかなりトップページに入れているサイトも観るんですけれども。さっきトップページは1分とおっしゃっていましたね、滞在時間。

(田上)はい、そうなんですね。今二つありましてね、かっこいいホームページにするのと、滞在時間を短くする、っていうのってあるんですけど。かっこいいホームページを作りたいと言えば確かにあるし、お気持ちはわかるんですけど、でもそれは「ブランディング」っていう役割なんですよね。

(山口)うん。

(田上)法人営業のセールスサイトってのはですね、注文(=引き合い)を獲得するためのサイトなので、ブランディングとはまたちょっと違うんですよ。

(山口)はい。

(田上)ブランディングは別にやるべきですね。

(山口)なるほど。

(田上)ブランディングもですね、ターゲットがまたいろいろあるわけですよね。お客様向けだったりするケースもあれば、新卒採用だったりとか、社員採用のブランディングもあったりとするわけなので。またそれはターゲットが、商品を売りたい先と変わってくるんですね。

(山口)はい。

(田上)別サイトにした方がいいですね。

それともう一つ。動画をトップページに載せるかというこことなんですけど。動画もですね、この動画を見たい人が、トップページに来た人全員であるとは限らないんですよ。

(山口)はい。

(田上)やっぱりその動画は、その動画の中で語っていることを知りたい人だけに見せた方がいいですね。

(山口)うん。

(田上)2ページ目以降に、その動画(の商品)を紹介するページで載せた方がいいんじゃないかなと思うんですね。

(山口)なるほど。それって、法人向けのホームページでも、他のホームページでも、そこはそうした方が、より良いのですか。

(田上)その動画の中身にもよりますけど、その動画の中身が、会社案内的なものでしたら、トップページの下の方にあってもいいのかなと思いますね。下か真ん中ぐらいですね。

(山口)うん。

(田上)ファーストビューじゃなくてね。真ん中か下ぐらいにあってもいいかなと思うんですけど。商品をうまく説明している動画でしたら、やっぱりその商品ページにあったほうがいいわけですね。

(山口)はい。なるほどなるほど。確かにそれ本当に、ページごとの役割によっても作り方が変わってくるわけですもんね。そうか。ということで、とにかく今日のポイントとしては「トップページはまず目次だよ」ということ。情報をしっかり載せて、次のページに飛んでもらうためにクリックしてもらうために大切な役割があるということですかね、がみポン。

(田上)その通りですね、すごいね山口さん、飲み込み早いね。

(山口)いやもう非常に興味津々なんで、飲み込みまくってます毎回。

(田上)嬉しいです。

(山口)ぜひ、特に、法人向けにいろいろ商品を展開されてる方はご参考になさって、トップページ作ってみてください。

(田上)今日もありがとうございました。

がみポンのザクザク儲かるホームページの作り方 第1回 
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