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第3号:脳内SEOで一番を獲得しよう!個人事業主のためのブランディング術

2025.03.16

新しくはじめた事業を成功させるためには、見込み顧客の脳内で「一番」の存在になることが重要です。この記事では、「脳内SEO」という概念を用いて、どのように顧客に自分のビジネスを強く印象づけ、必要な時に真っ先に思い出してもらえるか解説します。複数の事業を展開する際の注意点、専門性の打ち出し方、そして記憶に残るブランディングのコツなど、実践的なアドバイスをご紹介します。

目次

  • 「脳内SEO」とは何か
  • 複数の事業を持つときの落とし穴
  • 専門性の重要性
  • 記憶に残るブランディングのコツ
  • 差別化ポイントの見つけ方
  • 日常のコミュニケーションでの実践法

「脳内SEO」とは何か

「脳内SEO」という言葉をご存知でしょうか?これはGoogleの検索エンジンで上位表示を狙うSEO(検索エンジン最適化)になぞらえた概念で、顧客の記憶の中で一番目に思い出される存在になることを意味します。

例えば、今日の会社の帰りに「焼き鳥が食べたい」と思ったとき、どのお店に行きますか? 最初に思い出す店にしか行かないのではないでしょうか。二番目に思い出されては、選ばれないのです。これが「脳内SEO」の重要性です。あなたのビジネスが提供するサービスや商品について、あなたのお知り合いがどこに頼もうかと考えたとき、顧客の脳内検索で一番上に表示されるようになれば、自然と選ばれる存在になれるのです。

複数の事業を持つときの落とし穴

個人事業主の方の中には、複数の事業を同時に行っている方も少なくありません。例えば、ある方は「営業力向上のためのアドバイス業」と「ビジネスマッチングサービス」という二つのサービスを提供し、両方の情報が記載された名刺を使っていました。

これは一見効率的に思えますが、実は大きな落とし穴があります。顧客は「この人は何屋さんだったかな?」と混乱してしまうのです。複数のサービスを提示されると、何が得意の事業なのかわからず、結果として記憶に残りにくくなってしまいます。

もし複数の事業を展開したい場合は、それぞれに別々の名刺を用意し、相手や状況に応じて使い分けることをお勧めします。一度に二枚の名刺を渡すことは避け、その場の会話の流れで最も関連性が高いと思われる事業の名刺だけを渡すようにしましょう。

先の方も、このことをお話ししたところ、さっそく名刺を作り直して、2種類を持ち歩くようになりました。

専門性の重要性

個人事業主が選ばれる最大の理由は「専門性」です。税理士は税務の専門家、ウェブデザイナーはウェブデザインの専門家というように、何か一つの分野で秀でているからこそ、「あの人に頼もう」となるわけです。

専門性を強調することで、「あの分野ならあの人」という認識を作り出せます。例えば、スマホアプリの開発なら「田中さん」、確定申告のサポートなら「鈴木さん」というように、特定の分野と自分の名前を紐づけることが重要です。

これにより、顧客が関連するニーズを感じたとき、真っ先にあなたを思い出してくれるようになります。脳内SEOの第一位を獲得するには、この専門性の明確化が不可欠なのです。

記憶に残るブランディングのコツ

「脳内SEO」で上位表示されるためには、単に専門分野を持つだけでなく、記憶に残るブランディングが重要です。そのためのコツをいくつかご紹介します。

  1. シンプルな自己紹介を用意する:自分のビジネスを10秒以内で説明できるようにしましょう。「私は○○の専門家で、△△という特徴があります」という形式がおすすめです。
  2. 視覚的なイメージを作る:ロゴやカラーなど、視覚的に記憶に残る要素も大切です。一貫したデザインを名刺やウェブサイト、SNSで使用しましょう。
  3. キャッチフレーズを持つ:あなたのビジネスを端的に表現するキャッチフレーズがあると、記憶に残りやすくなります。
  4. 成功事例を語る:具体的な成功事例を簡潔に説明できると、あなたの専門性が相手に伝わりやすくなります。

差別化ポイントの見つけ方

同じ業種でも、何かしら他社と違う特徴を持つことが「脳内SEO」では重要です。差別化ポイントの見つけ方をいくつか紹介します。

  1. こだわりを持つ:「宮崎牛にこだわっている焼き鳥屋」「プレミアムモルツにこだわる居酒屋」など、何かに特化することで記憶に残ります。
  2. プロセスの独自性:「五島から直接仕入れる新鮮な魚」など、プロセスの独自性も差別化ポイントになります。
  3. 対象顧客を絞る:「飲食業専門税理士」「スナック・バー専門行政書士」「40代以上の女性向けのパーソナルトレーナー」など、対象を絞ることも一つの方法です。
  4. 問題解決の方法:「思い立ったら手ぶらで行けるジム」など、一般的な問題の解決法を提示するのも効果的です。

日常のコミュニケーションでの実践法

ブランディングは名刺や広告だけでなく、日常のコミュニケーションでも実践できます。

  1. 挨拶での一言:「こんにちは、手作りパンの佐藤です」など、挨拶の際に専門性を入れましょう。
  2. エピソードを用意する:「先日、お客様がこんな問題で悩んでいたので…」というように、具体的なエピソードを交えて話すと印象に残ります。
  3. 定期的な情報発信:ブログやSNSで専門分野の情報を定期的に発信することで、認知度を高められます。私は、名刺交換をした方に対して、メールマガジンを不定期に送ることで、忘れ去られることを防止しています。
  4. 感謝の気持ちを伝える:お世話になった方へのお礼状やギフトに自分のブランディング要素を取り入れることも効果的です。

まとめ

個人事業主として成功するためには、顧客の脳内で「一番」になることが重要です。複数の事業は整理し、専門性を明確にし、他との違いを強調することで「脳内SEO」の最上位を獲得しましょう。

日々のコミュニケーションや営業活動においても常に「私は○○の専門家」というメッセージを一貫して伝え続けることで、必要なときに真っ先に思い出される存在になれます。

すなわち、いつでも思い出してもらえること。忘れ去られないために、インパクトを与えたり、継続して接触をしたりなどを行い、記憶に残す努力を行っていくということです。あなたのビジネスが顧客の脳内検索で常にトップに表示されるように、接点を何度ももてる施策を考えてみましょう!

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