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第2号:自分の強みを活かした新規開業成功のポイント

2025.03.15

自分の強みを活かした新規開業成功のポイント

独立開業を成功させるには事前の準備が欠かせません。本記事では、開業前に自分の経験と強みを正確に見極め、「技術」と「営業」の違いを理解することの重要性を解説します。また、買い手目線でのサービス設計、固定費を抑える工夫、情熱を持てる事業選び、そして口コミに頼らない集客戦略など、新規事業が持続的に成長するための実践的ポイントをご紹介。これから起業する方も、すでに開業している方も必見の内容です。

目次

  • 自分の経験を正しく見極める
  • 「技術」と「営業」の違いを理解する
  • 買い手目線で考える
  • 固定費を抑える工夫を
  • 情熱を持てる商品を選ぶ
  • 口コミだけに頼らない集客の仕組み
  • インターネットを活用した集客戦略
  • 自身の得意な部分に集中する
  • 長期的な事業継続のために

独立開業を考えている皆さん、こんにちは。開業して順調に事業を続けるには何が必要なのでしょうか?多くの方が「良い商品やサービスがあれば、お客さんは自然と集まる」と思いがちですが、実際はそう単純ではありません。今回は開業前の準備から集客までの実践的なポイントをお伝えします。

自分の経験を正しく見極める

開業を成功させる第一歩は、自分の経験を正しく理解することです。

30代半ばで保育園を開業した方の事例を見てみましょう。団体職員だった彼は、保育の資格も保育園の勤務経験もないまま、フランチャイズで保育園を始めました。しかし、業務の具体的なやり方が分からず、集客にも苦戦。結果、わずか1年で閉業してしまいました。

サラリーマン時代は先輩が教えてくれる環境がありました。給料をもらいながら、仕事のノウハウを学べるのです。しかし、開業すると自分一人。誰も教えてくれません。フランチャイズでも、研修はあっても、つきっきりで教えてくれるわけではないのです。

「技術」と「営業」の違いを理解する

私自身の経験を少しお話しします。私は出版社のシステム担当として働いていましたが、独立した際、プログラミングはできても「ソフトウェア会社の営業」の経験がなかったのです。

つまり、「業務ができること」と「お客様を見つけて受注をもらう営業活動」は全く別物なのです。仮に、「エステティシャン」として、他人に負けない技術があったとしても、開業すると新規顧客の開拓が必要になり、そのための「集客業務」の経験も必要となります。

かつての私と同じように、「集客」を考えずに、勢いと技術の地震だけで開業する方が大変多いように見受けられます。

自分の経験値が「技術」なのか「営業」なのか、それとも両方あるのか。これを見極めて、不足している部分をどう補うかを考え、開業に向けた準備をすることが大切です。

買い手目線で考える

開業する際に大切なのは、「売り手目線」ではなく「買い手目線」で考えることです。

何を商品として、誰をターゲットにして、どんなメリットを提供するのか。これを明確にしておきましょう。もし今までのお仕事をそのままビジネスにするなら、お客さんの層や競合の状況、価格帯などはある程度想像できるでしょう。例えば、社労士事務所に勤める方が、社労士の資格を取って開業する場合などは、価格も内容も明確に知ったうえで、提案営業ができます。

しかし、全く新しい分野に挑戦する場合は、どんな方にどんなメリットをどう伝えれば購入してもらえるのか、想像がつきにくいものです。そんなときは、実際にその商品やサービスを使ってみることをお勧めします。自分で体験することで、お客さんの気持ちや反応が理解できるようになります。

固定費を抑える工夫を

開業当初は売上がゼロからのスタートです。この時期に固定費が高いと、事業の継続が難しくなります。

ある40代男性の事例を見てみましょう。事務職だった彼が女性向けエステサロンを開業。しかし女性スタッフを雇う必要があり、売上がなくても給料を払わなければならず、すぐに資金が底をつきました。

開業する際は「売上ゼロなら支払いもゼロ」になるような仕組みが理想的です。例えば、最初から従業員を雇うのではなく、業務委託契約を活用するなどや、自宅をオフィスや店舗にする、什器や機械は中古品で賄うなど、固定費を抑える工夫が必要です。

情熱を持てる商品を選ぶ

あちこちで開催されている新規ビジネスのセミナーでは、ある商品を取り扱うことの価値や、社会への貢献、現状の問題の解決など、魅力的な説明に、ご自身の持っている経験値を重ね、やる気が高まります。しかし、社会的な意義だけでは、事業を続けていくことはむつかしいです。やはり、自身の経験があってこそ、その商品やサービスの良さを伝えることができ、責任も果たせます。自分の胸に手を当てて考えてみてください。その商品を自分で使ったことがあるか、その商品を愛することができるかをです。

私のセミナーの参加者の一人に、自身のがんが消えたという、体を温める施術でサロンサービスを開業され、10年以上ビジネスが続いている女性がいます。今ではそれだけではなく、いろんな商品やサービスを展開されており、人の体をよくするための食品や施術を、その人の課題に合わせて提供されておられます。これがまさに、自分がよくなったこの施術を、体調や病気がちな方の体をよくするために提供したいという熱意が、お客様に伝わったからだと思います。

「この商品は世の中に広めたい」「私が幸せになったように、同じ体験を広めたい」という気持ちがあれば、お客さんにも熱意が伝わります。自分が情熱を持てる、自信をもってお勧めできる商品を選びましょう。「儲かる」という甘言に惑わされないようにしてください。

口コミだけに頼らない集客の仕組み

良いサービスを提供すれば口コミで広がり、お客さんが増えることもあります。しかし、それだけでは安定しません。市場やトレンドは常に変化するからです。

例えば、ウェブ制作の世界では、以前は集客目的のホームページ制作の需要が多かったですが、最近は採用サイトやSNS集客の方が注目されています。このようなトレンドの変化に対応するためにも、口コミだけに頼らず、自力で集客できる仕組みを作っておくことが大切です。

インターネットを活用した集客戦略を立てよう

今はインターネットという強力なツールがあります。自社のウェブサイトやブログを開設し、SNSと連携させることで、効果的な集客が可能になります。

特に、自分の専門分野に関する有益な情報を定期的に発信することで、見込み客の信頼を獲得できます。例えば、税理士なら確定申告のポイント、デザイナーならデザイントレンドについて発信するなど、無料で価値ある情報を提供することが効果的です。

また、オンライン広告を活用して、ターゲットを絞った集客も検討しましょう。最初は小さな予算から始めて、効果を測定しながら徐々に拡大していくことをお勧めします。

長期的な事業継続のために

新規開業の初期段階では、売上目標を達成することに気を取られがちですが、長期的な視点も重要です。市場環境は常に変化するため、定期的に自分のビジネスモデルを見直し、必要に応じて軌道修正する柔軟性を持ちましょう。

また、一人で全てを抱え込まず、得意な分野に集中し、不得意な部分は外部に委託することも検討してください。例えば、経理や事務作業は会計事務所や総務サービスに委託することで、自分は本業に集中できます。

まとめ

開業前には、自分の強みと弱みを正確に把握し、不足している部分は事前に調査・準備しておくことが重要です。そして、お客さん目線で考え、固定費を抑え、情熱を持って取り組める事業を選ぶこと。さらに、口コミだけに頼らず、インターネットを活用した集客の仕組みを構築することで、新規開業の成功確率は格段に上がるでしょう。

最後に、開業は大きな挑戦ですが、入念な準備と適切な戦略があれば、必ず道は開けます。自分の強みを活かし、お客さんに価値を提供する姿勢を忘れなければ、持続的な事業成長が実現できるはずです。

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